【Super Bowl LVl】LARvsCIN 見どころと対戦前予想!!

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初めに

 こんにちは!!!

 まもなく待ちに待ったスーパーボウルということで勝敗予想と自分なりの見どころを紹介していこうと思います!


 実はまだプレイオフの振り返りが終わっていないですが、流石にタイムリーなスーパーボウルに触れておいた方が良いだろうということで、予想をしていきます。後日、プレイオフの振り返りは投稿させていただくのでぜひ見てください。(オフシーズンのネタが出来て良かったと内心思っている。)
 また、当ブログはオフシーズンも定期的に更新して、飢餓状態となっているであろうNFLファンを救済していく所存でございますのでよろしくお願いします、、、
 

 今回は個人的な見どころも紹介しますので、推しチームが敗退してしまった、そもそも推しチームがない、スーパーボウルだけ毎年見てる、地元のお祭りのスーパーボールすくい以来スーパーボールを見てないと言った方々もスーパーボウルを楽しんでいけるようにサポートしていきたいと思います。
 応援するチームがあると見ていて楽しいと思いますので、まずはこの記事を読んでどちらを応援するか決めていただければ良いかと思います。

これまでのSuper Bowl

 これまでのスーパーボウル(以下SB)を振り返り、統計的にどちらが勝つのかを見ていこうと思います。

NFCvsAFC


 こちらのURLより過去のSBの結果を振り返ることが出来ます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%AB

 過去のカンファレンス別の対戦成績はNFC 28勝vs AFC 27勝ということで、非常に僅差の結果となっています。今回もしベンガルズが勝った場合、28勝で並ぶことになります。

 過去10年の結果だけ見てもNFC、AFCともに5勝ということで完全に互角ですね、、、
正直この結果には驚きでした。SBといえばNEのTom Bradyのイメージがあり、AFCが勝ち越しているのではないかと思っていたのですがね、、、

 とはいえ、1985年から1997年はNFCが12連勝だったそうで、そんな時代があったとは今のリーグからは想像がつかないですね。Joe Montana、Troy Aikman、Steve Youngらが全員NFCにいたとなると納得な気もします。


 近年はブロンコス、ペイトリオッツ、チーフス等が優勝しているため、どちらかというとややAFCの方が勢いがあり、歴史的に見るとベンガルスが優勢かもしれません。

コイントスによる勝敗予想

 アメフトにおいてコイントスは非常に重要な要素の一つですが、これがSBの試合に関する統計があるそうですね。下のツイートをご覧ください。

 Tail、つまり裏が出た方が微妙に勝ち越しているということですね。

 NFLのコイントスは、ビジターチームが表裏を決め、勝った方が前半に最初に攻撃するか、後半に攻撃するか選択できます。裏を選んだチームが29勝しているというわけではなく、裏で勝ったチームが29勝しているということで、完全に運の要素しかなくアメフトの戦術等は全く関係ないですが、コイントスに注目して見るのも面白いですね、、、

NFL SB史上初の対戦カード

 ラムズvsベンガルズはレギュラーシーズン以外に、過去に一度もない対戦カードでありSB史上初の対戦カードになります。また、どちらも第4シードからのSB出場ということで、NFLのPlayoff史上でも非常に珍しい対戦カードとなります。

レギュラーシーズンの総得点が全く同じな両チーム

 下のツイートの通り、レギュラーシーズンの総得点が全く同じチーム同士の対戦だそうです。
さすがに嘘だろと思い情報の裏取りをしましたが、本当にそうだそうです。URLを置いておきますね。

https://www.footballdb.com/stats/teamstat.html?group=O&cat=S

 こんなこと過去にあったんですかね?、、、
そもそも総得点が同じになることすらかなりの確率なのに、それがSuper Bowlのマッチアップになるとは、今回の対戦は運命的であるとも言えますね、、、

両チームのHC、QBの関係、そしてラムズOL Andrew Whitworth

 運命性すら感じるこのマッチアップですが、意外にも両チームに関係性があり面白いです。

 HCは元上司部下の対決となります。
ベンガルズのHC Zac Taylorは、2018年度にHC Sean McVayが率いるラムズでQBコーチをしており、2019年からベンガルズでHCをしていますが、今でも交流があることで有名です。仲が良いということもあり、お互いに手の内が知れた試合となりますが、どちらのHCがこの試合を制するのかも注目です。

 QBはドラフト全体1位対決となります。
ラムズのQB Matthew Staffordは2009年ドラフトの全体1位、ベンガルズのQB Joe Burrowは2020年のドラフト全体1位。なんと、11年もキャリアの差があるのですね、、、
下の画像はそれぞれのキャリアスタッツとなりますが、全体1位指名にもかかわらず両者負け越しており、NFLの厳しさを物語っていますね。

 最後に、ラムズのOL Andrew Whitworthについてです。
彼はTom Bradyが引退してから最も高齢のNFL選手となったことで有名ですが、実はラムズに加入する前にベンガルズに在籍していました。2017年にラムズに来る前に、11年間もベンガルズに在籍していました。そんな古巣を相手にスーパーボウルで戦うわけですね。本人にとっては感慨深いものがありそうです。

 そんなAndrew Whitworthですが、先日Walter Payton Man of the Yearを受賞しました。
おめでとうございます!

もしベンガルズが勝つと?

 チーム紹介の前に、もし○○が勝ったらどうなるのかというのを紹介しておきます。これを知っておくことで、よりチームに思い入れを持てるような気がします。

チーム史上初のスーパーボウル制覇

 チーム自体は、1982年、1989年にスーパーボウルに出場しておりますが、勝利することが出来ていません。今回が三度目の正直となりますね。
 
 とはいえ、地区自体は弱いわけではなく、ベンガルズの所属するAFC北地区は、直近で2013年にレイブンズ、2009年にスティーラーズがスーパーボウルを制覇しています。

Joe Burrowが3タイトル獲得

 QB Joe Burrowは大学時代に、全米制覇、ハイズマン賞獲得という偉業を成し遂げました。今回、SBを制覇することが出来れば、上記の二つに加えて3タイトルを獲得することになります。
 全米制覇とハイズマン賞を獲得している人はこれまでに何人もいますが、大学時代と同じようにNFLでも活躍できる人は少ないので、3タイトルの獲得は非常に珍しいと言えますね。

もしラムズが勝つと?

ロサンゼルス ラムズとして初のSB制覇

 ラムズ自体はSt.Louis時代に、QB Kurt Wannerによって一度SBを制覇しておりますが、LAに本拠地を置いてから初のSB制覇となります。また、今回はホームスタジアム、Sofi スタジアムでの開催となるため、これまで以上に士気が上がっていることでしょう。

遅咲きStafford

 QB Staffordはキャリア13シーズンで初のSB進出となり、この時点で初のSB進出までにかかったキャリアが最多となりますが、優勝となるとさらなる記録を作ることになります。

Aaron Donaldの肩書きがとんでもないことになる

 Aaron Donaldと言えば、現在NFLの賞という賞を総嘗めにしております。
今までに受賞している著名な賞は主に、3度のDPOY、8度のProBowl、7度のAll-Pro、2014ROY…等で、一つくらいなら分けてくれそうなくらい持っています。しかし、そんな彼でもまだ持っていないビッグタイトルがあります。それがスーパーボウル制覇です。将来のHOFがほぼ確実なこの男にスーパーボウルは制覇できるのか、非常に注目です。

見どころ

 ここまでは試合に関係ない場面での、見どころ、注目ポイントを紹介しましたが、ここからは試合の見どころについて紹介していこうと思います。
(見どころかつ、勝敗を分ける大きな要素になると思います。)

スタッツ上は圧倒的にラムズが格上

 かつてここまでスタッツ上で一方的になるSBマッチアップがあっただろうかという程、圧倒的にラムズが総合力で上回っていると言えます。(下のツイート参照)
 しかし、プレイオフにおけるベンガルズの対戦相手は、すべて同じような状況でした。にもかかわらず、勝ち切ってSBに進出している点は評価せざるを得ません。今年のベンガルズはスタッツでは語れない強さがあります。

 スタッツ通りラムズが勝つのか、机上論など吹っ飛ばしてベンガルズが勝つのか、注目でございます。

タレントの数もラムズが上か

 下のツイートにあるように、PFFポイントの上位はラムズの選手が多いようです。
ただ、タレントの数で勝敗が決まるとは限らないです。
ベンガルズがこれまでの試合でしてきたように、見事なアジャストをしてきたら結果は全くわからないです。

Jalen Ramsey vs Jamarr Chase

 このエースCBとエースWRの対決は、この試合の行く末を決める大きなポイントとなります。今シーズンのベンガルズはChaseが活躍した試合は大体勝っているので、このホットラインをどれだけ抑えられるかが重要なポイントとなります。
(GB戦だけ1TD,159ydsという活躍をしたのに負けてしまいました。内容的には勝てる内容でしたが。)
ベンガルズには他にHiggins、Boyd、Uzomah等優秀なパスターゲットがおり、ラムズのWRより層が厚いですので、Ramseyさえ崩すことが出来れば、パスオフェンスでは有利に試合を運ぶことが出来るでしょう。
(パスプロが持っている前提ですが、、、)

 対してJalen Ramseyですが、今シーズンも大事な場面でINTやパスカットをする場面があり、頼れるチームの絶対的CBです。プレイオフではTB戦にてEvansに一発TDを許してしまい、心配ではありますが、本人は試合後意外にも気にしていないどころか、名誉なことだと思っているそうで精神状態は良好そうですね。やられても取り乱さないメンタルがDBには特に重要でありますので、この点は流石一流と言ったところでしょうか。
(下のツイートはTom Bradyが引退を表明した直後のツイートです。)

Rams DL vs Bengals OL

 ライン戦は特に注目すべきでしょう。リーグ屈指のDLが2人チームにおり、スタッツでもリーグ最強クラスのラムズDLと、今シーズンの課題が残ったままSBまで来てしまったベンガルズOLでは、ラムズ側が非常に有利と見ることが出来ます。

しかし、同様にOLが蹂躙されたタイタンズ戦では9サックを浴びながらも勝利しています。
ライン戦に関して、ベンガルズは多少やられることを想定して、どれだけ要所でパスプロを保てるか、どれだけディフェンスが踏ん張れるかにかかると思います。

逆にラムズは、DLでプレッシャーをかけ、サックはできなくともQB Burrowのパスを乱すこと、そして、試合の中で恐怖心を植え付けることが重要になってきます。

Cooper Kupp & OBJ vs Bengals DB

 ラムズにはOPOYを受賞した絶対的エースCooper Kuppが存在します。それに加えて、プレイオフではOBJが覚醒し、対戦相手のディフェンスをかき乱してきました。
また、StaffordとKuppのホットラインはリーグでも3本の指に入るほどのコンビであると感じているため、どんな苦しい状況でも打開してくれるだろうと期待しています。

 ベンガルズのDBにはKuppを止めなければならないという難題を突き付けられるわけですが、それ以上に難しいであろうチーフスオフェンスを封殺するということを、チャンピオンシップの後半にやってのけました。これは大きな評価に値することであり、ラムズにとってこのアジャスト能力は非常に脅威であります。
ただでさえ後半に失速しがちなラムズオフェンスは、リードして迎えた後半に保守的なコールをしがちなため、そこを付け込まれるとリードがあってもひっくり返される可能性があります。

K Matt Gay vs K Evan McPherson

 最後にキッカーを比較して終わろうと思います。
ラムズにはMatt Gayという今年初めてProBowlに選出されたKが在籍しております。レギュラーシーズンは非常に良いパフォーマンスをしていましたが、プレーオフに入ってから調子が落ちてきているように思えます。
ポストシーズンではFGを9回中2回失敗しており、不安が残ります。しかし、TB戦、SF戦では決勝FGを成功させているため、そこまで大きな心配はしていないです。

ベンガルズにはルーキーのKである、Evan McPhersonが在籍しています。この選手はレギュラーシーズンこそFG成功率 84%と外しているシーンも多々ありましたが、プレーオフに向けて調子を上げております。
ポストシーズンではFGを12回中12回成功と、成功率100%でSBまで到達しています。ルーキーにもかかわらず、よりプレッシャーのかかるポストシーズンでこれだけの成功率を挙げられるのはすごいですね。

勝敗予想

 ここで具体的な点数を交えて勝敗の予想をしておこうと思います。

27-20でラムズの勝利と予想します。

予想の理由

 まず、ラムズの強力なDL陣を考えると、ベンガルズが勝つとするならタイタンズ戦のようなロースコアの展開となるでしょう。しかし、ラムズはタイタンズより得点力があると思いますので、20点以内に抑えることは難しいでしょう。そう考えるとラムズの勝ちが濃厚になるかと思います。

 しかし、ただ一つのこの試合における不確定要素はベンガルズのQB Joe Burrowです。
彼のコンディション次第で試合の結果は大きく左右するでしょう。DLのラッシュを諸共せずパスを通すようでしたら、結果は変わってきます。ラムズの得点力についてこれるようでしたら、ハイスコアの競った試合となるでしょう。

 個人的にはラムズが圧勝してほしいところですが、せっかく推しのチームが勝っても一方的で面白くない試合だと、スーパーボウル的にまずいと思いますので競った面白い試合を期待したいです。
そのためにも、Burrowの活躍には期待したいですね。
(せっかく推しチームがSBに進出してるのにSB53のように寒い試合と言われるのもつらいので、、)

試合展開予想

 今シーズンのラムズの試合を全部見た筆者が予想する試合展開は以下のようになります。

 ラムズのオフェンスの前提としてQB Staffordの調子が重要となってきますが、過去の試合を通してプレッシャーの少ない試合では素晴らしいパフォーマンスを残しています。今回の対戦相手はそこまでパスラッシュが脅威ではないため、これまで通りのオフェンスが展開できるでしょう。
そうなると、前半で3TDの21得点は期待できます。

 対する、ベンガルズですが強力なラムズのDL陣が手におえず、前半はオフェンスのリズムを掴むことが難しいでしょう。とはいえ、2ドライブ程はレッドゾーンまで侵入されると思いますので、FG2回の6点で前半を折り返すことになると思います。

 後半は、これまでの試合の傾向的にラムズが失速するでしょう。これまでの試合からすると、特に3Qが一番相手にチャンスを与えているように感じます。(TB戦(Divisinal)、SF戦(Week18)、MIN戦、GB戦、、などを参照してみてください)
ベンガルズは、リードされた展開だったとしても、この3Qをものに出来れば勝ちが見えてくると思います。

 ラムズは前半が終わった時点で15点差がついていますが、ベンガルズの見事なアジャスト力により、ターンオーバーやTDを許すことで3Qに2回のTDを許し、ラムズの攻撃は1回のFGに終わることで4点差まで詰められるでしょう。

 
 しかし、ラムズも4Qには持ち直し、ここからはお互いに譲らない試合展開となります。

4Q残り3分を切ったところで、ラムズがKuppへのパス&ランアフターキャッチでレッドゾーンまで侵入。
ただこれ以上やられる訳にはいかないベンガルズディフェンスが踏ん張り、ここはFGに抑えられます。

残り1分30秒7点差の場面で自陣25ydsからベンガルズオフェンス。TDが絶対に必要な場面。
このドライブの最初の攻撃は、Chaseにパスを通して一気に敵陣40ヤードまで前進します。
順当に、ベンガルズがTDしてOTに持ち込むのかと思われた矢先に、このままでは終われないリーグ最強のDT Aaron DonaldがOLを押し込みBurrowに迫ります。
押し込まれたOLがBurrowの逃げ道を防ぎ、そのままDonaldがボールを掻き出しストリップサック!!

このような展開となり、27-20でラムズが勝利するのではないかと予想します。
もちろんMVPは、Aaron Donaldです。ここまで来たらDonaldが全ていいとこどりしてしまえばいいんじゃないですか?(適当)

最後に

 非常に長くなってしまい申し訳ないです。ここまで読んで頂きありがとうございます。
ありがたいことにファンになってから5年で2回もスーパーボウルまで連れて行ってもらいました。
前回は何もさせてもらえないまま惨敗し、ファンとしても非常に悔しい思いをしたので、今度こそロンバルディトロフィーを掴んでいただきたいです。
今回も負けたら、むしろ自分が疫病神ではないかと疑う程です、、、
 
最後にどちらが勝つかというアンケートを用意したのでぜひ投票お願いします!

それでは、スーパーボウルを楽しみましょう!!!

スーパーボウル、どちらが勝つと思いますか?

  • ラムズ (83%, 10 Votes)
  • ベンガルズ (17%, 2 Votes)

Total Voters: 12

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