【NFL2023 Week1】 LARvsSEA、DETvsKCの感想

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はじめに

どうもこんにちは。
今回は推しチームラムズの試合と、開幕戦の感想を綴っていきます。

他にも見た試合の感想を共有したかったのですが、執筆する時間が取れなかったためこの2試合になります。次週はもっと書けるよう頑張ります。

それでは、最後までお付き合いよろしくお願いします。

まさかの大番狂わせ!

DET vs KC

1Q2Q3Q4QTotal
DET707721
KC0143320

 まずは、開幕戦となったサーズデーナイトフットボールの試合から紹介します。

 何と、あのライオンズが前回王者のチーフスに対して大金星を挙げました。今年のダークホースとしてライオンズを挙げましたが、初戦からリーグを荒らしてくれるとは夢にも思いませんでした。

 チーフスは8年連続でWeek1を勝利で終えているということでしたが、ここでその記録はストップとなりました。チーフスにとっては、ライオンズに負けるというのは大きな誤算だったでしょう。

 とはいえ、チーフスはチームの中心である、TE Travis KelceとDL Chris Jonesを欠いた状態であったため、この敗戦はそこまで重く受け止める必要は無いでしょう。

攻めの姿勢が強かったDET

 この試合では全体を通して、挑戦者であるライオンズの攻めの姿勢が目立ちました。
 先制TDに繋がったドライブでは、自陣深くでのパントフェイクを成功させ、試合の最後の方でも試合を決めるために4thdownでギャンブルを選択するなど、終始攻めの姿勢が見て取れました。

 この勝ちに貪欲な姿勢が大金星に繋がった一つの要因であると思います。

若手や補強勢が大きく勝ちに貢献。

 本来、新しくチームに加入したメンバーはその実力がチームにマッチしているのか、不安なところでありますが、今週のライオンズはそんな心配は一切なく、明らかに去年とは違うチームとなって帰ってきました。

 今回大きく評価したいのはディフェンスで、あのMahomesのオフェンスを一度のTDに抑え、勝ちに貢献しました。

 DE Aidan Hutchinsonが毎プレーでMahomesにプレッシャーをかけたことで、Mahomesのパスが精彩を欠き、思うようなオフェンスをさせませんでした。投げられても、DB Gardner Johnson、DB Brian Branch、LB Jack Campbellなどが要所でパスを通しませんでした。特にBranchはライオンズオフェンスが苦しい時間帯にPick6を献上し、ルーキーとは思えないほどの結果を残しました。

 また、オフェンスではRBコンビのDavid Montgomery、Jahmyr Gibbsが二人で118ydsを走り、Swift、Williamsが抜け不安だったRBユニットから、不安を取り除いたことでしょう。

 ただ、オフェンス全体を通して、Deepへの脅威があまり無く、ランやショートパスが止まり苦しくなった時の打開策が少なく感じました。奥へぶち抜いて、点とモメンタムを手繰り寄せるWRの存在が不可欠でしょう。この枠は現在出場停止処分となっているJameson Williamsなのかなと思います。

Mahomesの孤軍奮闘

 改めてチーフスのオフェンスを見てみると、Mahomesの化け物さが見て取れます。WRユニットは正直言ってリーグ最下位レベルと言っても過言ではないです。それでも、様々な体勢から的確な場所にパスを出し、ライオンズを最後の最後まで追い詰めました。

 このMahomesの頑張りに比べると、WR陣は非常に情けなかったです。これを取れれば得点に繋がるという場面で悉くボールを落とし、チーフスの敗因は自滅とも言えます。

 中でもKadarious Toneyのドロップは、決定的なものでした。最初のミスから全てが崩れてしまったような様子で可哀想ではありましたが、WRのデプスは依然として薄いままですので、これを糧にチームのエースとなれるよう頑張ってほしいです。

今後の両チームの展望

 ライオンズがこの競り合いの試合に勝ったという意味は大きく、昨年度は僅差で負けるというシーンが多かったため、今年こそワイルドカード以上の期待が持てるのではないかと思いました。
 ただ、やはりSwift、Williams、Hockensonの欠けたオフェンスでは爆発力が足りず、昨年ほどの得点力は期待できないと思います。そのため、昨年以上にディフェンスがどれだけ頑張れるかというところがカギとなりそうです。

 チーフスは、やはりKelceとJonesの不在がかなり響いたと思います。その点では今年の本当の実力をまだ見れていないので、彼らが復帰してからが本番というところになるでしょう。それまでに現状貧弱なWR陣が成長してくれば、昨年と匹敵するほどの強さになるでしょう。このチームの強みは、シーズン後半へのアジャスト力ですから、今後にさらに期待ですね。

今年はTankじゃなかったの??!

LARvsSEA

1Q2Q3Q4Q
LAR70101330
SEA3100013

 まさかのアップセット。これはとんでもない試合でしたね。
ファンとしては興奮の連続で、堪らない試合でした。こんな結果を誰が予想できたでしょうか。

 ちなみに、ラムズはシーホークス戦を得意としていて、McVay時代では9勝5敗と大きく勝ち越しています。

 とはいえ、圧倒的戦力差から試合前は大敗を予想していましたが、全く危なげのない勝利で、喜びよりも驚きが上回っています。

Stafford神、降臨

 スタッツとしては24/38成功、334yds獲得と、TDこそありませんでしたが、完璧なクォーターバッキングでチームの勝利に貢献しました。

 この試合を見て感じたのは、いかにQBの質が大切かという点です。正直言って、Kuppが欠けたラムズのWR層はかなり貧弱で、リーグでも5本の指に入るほどタレントが居ません。そんな中でも選手の実力を最大限まで引き出せたのは、やはりStaffordのおかげです。

 今週は様々な試合を見ましたが、Staffordほど正確無比なパスを投げているQBはいなかったです。カバーリードができ、タイミング良く投げれているだけでなく、WRがRAC(Run After Catch)をしやすいような位置に投げており、完璧そのものでした。

 一切WRの負担にならないパスを投げられるQBがいたからこそ、このWR陣で30点も取ることが出来たと思います。

ルーキー、若手の覚醒

 やはり、この試合のMVPはルーキーWR Puka Nacuaでしょう。今年の5巡全体177位の新人君がまさかの覚醒を遂げました。今年、もし仮に1巡WRよりもヤードを稼いだ場合、そのチームを茶化してやるんだと決めています(笑)

 このNacua、あのKuppが”He is Special”とインタビューで答えていたため、少し注目していましたが、本当にSpecialで目玉が飛び出ました。
 この試合では、堅実なキャッチ能力と素晴らしいRACを見せてくれ、もはやKuppの生き写しでした。

 ちなみに、プレースタイルが同じで、体型も全く同じ、そして40ydsはNaucaの方が少し速いということで、今後エース格になってくれると期待しています。

 そして、散々Bustと言われ続けたTutu Atwelがやっと結果を残しました。フィジカルは正直無いですが、スピードはピカイチで、やっとそれを活かすことが出来たと思います。

 また、それぞれが119yds取ったことで、今週のレシービングヤードランキングにはHill、Jefferson、Aiyukに続いて無名の2人がランクインしています。この絵面はかなり面白いです。

 ランでは、二年目RB Kyren Williamsが良い走りを見せてくれました。サイズは大きくないですが、逆に小柄な体格を活かして、隙間を抜けていくことが得意です。思っていた以上にアフターコンタクトでもヤードを稼いでおり、サイズ以上にパワフルなランが出来るという印象です。この試合ではAkersの調子があまり良くなかったので、今後はWilliamsがRB1となるでしょう。
 
 ディフェンスは特に若手が頑張りました。Aaron Donardがかなりプレッシャーをかけていたというのはありますが、ルーキーのDE Byron YoungとDT Kobie TurnerもDonaldと同等レベルで負荷をかけていました。

 そして、フロントだけでなくDB陣も悪くなく、昨年のドラフトで獲得したDerion KendrickやCobie Durantもかなり良い動きをしていて安心しました。

 昨年に比べてメンツが落ちているにも関わらず、昨シーズンプレーオフに出場したシーホークスオフェンスをトータルで180ydsに抑えたのは、勝敗以上に大きな意味があったと思います。

OL再建成功??


 昨シーズンは、毎試合OLのスタメンが変わるほどデプスが大荒れで、とあるサイトではOLランキング最下位とされるほど酷いモノでしたが、今回の試合を見ると再建に成功したのでは?と思えるほど素晴らしい出来でした。

 特に良かった選手を挙げるとするなら、ルーキーのSteve Avilaです。今年のドラフト2巡指名でTCUから来た選手です。昨年も2巡でOLを指名しましたが全く活躍できず、今年もあまり期待していなかったのですが、非常に良いです。

最後に

今回は2試合しか取り上げられなかったため、物足りなかったかもしれません。次回はもっと試合数取り上げられるよう頑張ります笑

次週のラムズは、49ersとの対戦です。

過去の対戦成績は最悪で、ほとんど勝てていません。やはり、シャナハンHCの硬いオフェンスがどうも攻略できず、負けが続いています。

また、前回好調だったラムズOLですが、超強力なDL陣を擁する49ersのラッシュにどれだけやれるかという点で、OLの真価が問われる試合となりそうです。

それでは、次週もNFLを楽しみましょう!!

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