初めに
お久しぶりです!
家を引っ越したり、大学の授業が始まったりと、更新までかなり期間が空いてしまいましい申し訳ないです…
授業等大学が割と忙しいので、更新は不定期になってしまいますが気長に待っていただけると嬉しいです!!
それでは、今回のテーマですが先日行われたドラフトにおいてラムズが獲得した選手の紹介をしていこうと思います!とはいえ、7人全員紹介していては日が暮れてしまうので、注目している3人を紹介させてください。
ラムズはここ数年毎年1巡目指名権を持っていないので、ラムズファンでドラフトに注目していた人は少ないのではないでしょうか?また、他チームのファンの方々も上位指名権を持たないラムズのドラフトに興味はなかったでしょう。
しかし、下位指名権といえどなかなかに良いピックをしており、ラムズファンも他チームファンもラムズがどのようなピックをしたのか見ておいて損はないと思います!!
(今回のアイキャッチ画像には今回のピックの推しのKyren Williams君を選びました。同い年かつ同じポジションなので推しです。)
ラムズが欲しい人材
ラムズがピックした選手を紹介する前に、まずはラムズのニーズについて確認しておきましょう。
補強を必要としているポジションはその緊急度から順にOL、CB、S、EDGE、RBとなります。
OL
OLは最重要ポイントで、去年先発であったAndrew Whitworthが引退、Austin Corbettがパンサーズに移籍となり、去年の強かったOLのクオリティを保つためには補強が欠かせない状態となってしまいました。
DB
CBですが、去年までRamseyの反対側を守っていたDarious Williamsがジャガーズに移籍となってしまったため補強が必要となっています。一応昨年ルーキーながら出場していたDont’e Deayonもいますがパフォーマンスはまだイマイチと言った感じは否めないです。また、トレードにて元々ラムズの選手だったTroy Hillがブラウンズより帰還しましたが、それでも層の薄さは否めないです。
個人的なオフシーズンに関する感想ですが、推しのCBだったDarious Williams移籍してしまったのが非常に悲しいです。彼はレギュラーシーズン、Ramseyが欠場したカーディナルス戦でHopkinsにつき、なんとシャットダウンに成功しました。彼は逆境でもよくやってくれるので、ジャガーズファンの皆様よろしくお願いします。
Sも層が薄いです。今のところ使える選手がTaylor RappとJordan Fullarしかいない上、Jordan Fullarに関しては去年怪我をしてしまったのでもう少し有用な選手を増やしたいといったところがあります。
EDGE
続いて、EDGEに関してはVon Millerの離脱が大きいです。とはいえ、そもそも契約が昨年限りのものなので仕方ないです。Von Millerのおかげで今のラムズが物足りない気がしますが、そもそも昨年の初めはEDGEがニーズではなく、DonaldとFloydで十分という感じはありましたからね… どうやらVon MillerはSuper Bowlの制覇だけでなく、強力ラッシャーへの依存ももたらしてくれたようです。
実際、強力ラッシャーのおかげでDonaldのパフォーマンスが向上しましたし、そのようなEDGEの存在大きかったです。EDGEに感じては現在FAのRobert Quinnが戻ってきてくれるとアツい展開ではありますが。
RB
最後にRBですが、正直ここにニーズは感じていませんでした。今のところロースターにはCam AkersにDarrell Hendersonと昨年の地上戦を支えたRBがいますので。しかし、2人とも怪我しがちという弱点があったためRBの補強は意外とありだったかなと感じます。
長くなりましたが、これらがラムズのニーズといった感じになります。
これに準じて今年のラムズはピックしていますので、なぜこのポジションの選手を取ったのか理解しやすいかと思います。
OL Logan Bruss
3巡目とはいえ、ラムズの中では2022年のファーストピックとなったのはウィスコンシン大学出身のOL Logan Brussです!
実はあの選手の後輩!?
カレッジフットボールを見ない人にはウィスコンシン大学??ってなるかもしれませんが、実はラムズとは結構密接な関係にあります。引退したスターOLのAndrew Whitworth、現スターターであるRob HavensteinとDavid Edwardsはこの大学の出身であります。そのため、Logan Brusshは彼らの後輩にあたるわけですね。ウィスコンシン大学はラムズが好むゾーンスキームのランプレーを使うため、起用しやすいそうです。
文武両道のプレイヤー
大学ではAcademic All-Big Tenという成績優秀者に与えられる賞を四回取ったことがあり、フィールド外でもしっかり実績を残していました。なんか、McVayの好きそうな選手だなと感じました。
また、LGとLTでプレイしていた経験があるということで、こういった部分にも頭の良さが現れているのでしょうか。ラムズは汎用性に優れた選手を好む傾向にありますので、その点でもラムズに非常に適したピックであったと感じます。
ONLY 1 SACK ALLOWED
ここからは大学時代の実績の話となりますが、ラムズのファーストピックにふさわしい実績を持っていました。なんと、2019年からの3年間で596スナップに参加し、1度しかサックをされていないようです!!もう一つ特筆すべきはそれがBIG10というリーグで残した成績であり、キャリアの多くをLTとして過ごしたにもかかわらず、この数字というところです。
このLogan Bruss、非常に将来を期待できる選手であります!
RB Kyren Williams
名門校のエースRBがやってきた!
5巡全体164番目に指名されたのは、この男。名門ノートルダム大学出身のRB Kyren Williamsです。
先程も述べましたが、今回のドラフトの推しです。
私と同い年で同じポジションなんですよね。それにハイライトも派手なプレーが多いです。
大学時代の実績には、また後程触れていきます。
幼少期をラムズファンとして育つ
幼少期、セントルイスで育ったそうですが、その当時ラムズはセントルイスを本拠地としていたためラムズファンとして育ったそうです。そして、その時、ラムズのレジェンドRB Steven Jacksonとの2ショットを残しています。憧れの選手がいた憧れのチームでプレーできるなんて、幸せなことでしょうね。
2年間で2回の1000yds rushingを達成
大学ではリーグトップクラスの成績を残せたとは言えないが、2回の1000yds rushing達成から非常に安定感のあるプレーが出来ると評価されている。平均獲得ヤードは5.1ydsで良好でしょう。
また、ノートルダムのRBの中では2014年以来最も高いPFFからの評価を受けています。PFFからは82.1という高得点の評価を受けていますが、これは国レベルで見てもかなり高い評価です。
下の動画はハイライトの一つですが、このようなプレーが出来るとは期待が大きいです。
ほんで、ノートルダムの金メットかっこいいなー…
James WhiteやDion Lewisが比較対象
上のプレーからは想像がつきませんが、実はパスレシービングが上手くあの元Patriotsのレシービンと比較されています。高校時代はスロットレシーバーも兼任していたほどだそうです。
この点、Cam AkersやDarrell Hendersonとは大きな差別点となります。
一時期の強かったPatriotsはレシービングRBを多用していましたし、これからそのような起用法もあるのではないかと考えると、昨年にはないオフェンスとなるので期待が膨らみますね。
また、パスプロテクションでも高い評価を得ています。下の動画を見ていただくとよくわかると思いますが、良いブロッキングをしていますね。以下のツイートでは、「RBのパスプロはとても重要な要素であるが、ルーキーRBが特徴とするには稀である。Staffordが頼りにできる程、3rddownのRBとして非常に価値が高く見える」と評価しています。
最後に彼のハイライトを置いておくのでぜひ見てみてください!
CB Derion Kendrick
全米チャンピオン ジョージア大からやってきた!
ラムズが6巡目で指名したのは、2022 National Champion ジョージア大学出身のCBでした。
実はラムズは4巡目でDecobie Durantというサウスカロライナ大学出身のCBを指名していますが、Derion Kendrickの方にポテンシャルを感じたので彼を紹介しようと思います。
6巡指名とは思えない実績
6巡と聞いて全く期待できないのではないかと感じた人も多いと思います。とはいえ、トップレベルとはいかないまでもなかなかの実績を残しています。
まず、大学キャリアをクレムゾン大学でスタートすると、さらなる活躍を目指して昨年ジョージア大にトランスファー入学。
2021シーズン(優勝したシーズン)は15ゲームに先発出場し、トータルで41回のタックル、チームハイである4回のインターセプト、3回のQBプレッシャー、3回のパスカットを記録しています。
また、オレンジボウルのディフェンシブMVPに輝いており、ALL-SECのセカンドチームにもノミネートされています。
また、クレムゾン大やジョージア大というトップ校で計四年間過ごしているという経験の豊富さも魅力の一つになると思います。トップリーグで試合していることもあり、試合にて数々のトップレベルWRとマッチアップしていたことになりますし、18年から20年までクレムゾンにいたということはHunter RenfrowやTee Higginsと練習でマッチアップしていたんですかね、、、
ショートパスのカバーが得意
昨年度はショートパスのカバレッジにおいて、今年のドラフトクラスの上位5人のどの選手よりもパス成功率が少ないです。
なんと10ヤード以内に投げられたパス29回のうち、5回しかパスを通していないです。
ディープのカバーも悪くないですし、今年のラムズのCBのデプスに大番狂わせを起こしてくれるのではないかと感じています。
最後にハイライトを置いておきます。
2分30秒ごろに先程紹介したKyren Williamsとパスラッシュで対決しているシーンがありますが、Derion Kendrickに軍配が上がっていますね、、、
Kyren Williamsはパスプロの強さが魅力だと紹介したばかりなのに、、、
最後に
ラムズは毎年1巡指名がないので、ドラフトに関しては特に注目していなかったですが、よく調べてみるとスタメン争いにも入ってきそうな将来有望な選手を多く発見でき、調査してみて良かったです。
英語の記事をかなり読んだので疲れました(笑)
時間があれば、今年はラムズ以外にも推しとなるチームを決めたので、その紹介とラムズの昨シーズンの振り返りを次シーズンが始まるまでにしたいと思っています!
気ままに投稿していくので更新時またよろしくお願いします!
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